就職におけるHSKと中国語検定の違いとは

今回は、就職におけるHSKと中国語検定の違いについてお伝えしようと思います。

中国語能力を測る試験として有名な2つの試験ですが、それぞれでどういった違いがあるのでしょうか。

「就職でも使える方の試験で中国語能力を測りたいんだいけど…」

「より評価されるのはどっちの試験?」

こういった疑問もお持ちの方の答えが今回の記事内容になります。それでは、中身に入っていきましょう。

目次

HSK各級ごとのビジネスレベル

各級のレベルについて

HSK公式HPには、各級のレベルについて以下のように記されています。

(引用:HSK公式HP

3級の説明に、「仕事などの場面で大部分のことに中国語で対応できる」と書かれていることから、ビジネスで使えるレベルはHSK3級以上からとみなしてもよいでしょう。

中国語語学学校で6ヶ月の勉強期間、中華圏で約1年間の生活経験がある私が3~6級までのレベルを、過去問題の内容や単語数を考慮して考えてみました。

それぞれ以下のようなことができるくらいだと思います。

3~4級

ホテルに来た中国語話者へ案内ができる、中国語で道を尋ねられても対応できる、来客時に中国語で対応できる。

5級

会社内において、中国語話者と少し複雑なビジネスの話題でも会話可能。

6級

中国語を使って、社外で交渉する場面でも問題なくコミュニケーションが取れる。

もちろん、4,5級の方でも問題なくコミュニケーションが取れることもあるかもしれません。

これはあくまで過去問題と各級のレベルを見比べてみて、感じた個人的な意見です。

HSKで測れる中国語能力について

HSKと中国語検定は、同じ検定試験ではありません。そのため、試験を受ける対象やそれぞれで測る中国語能力にも違いがあります。

HSKの場合は、以下のようになっています。

対象者:全世界の人々

試験で測れる能力:中国語の運用能力(問題文も全て中国語)

HSKは、中国政府公認の試験になります。そのため、HSKの資格を持っていると世界中で中国語能力の証明をすることができます。

また、内容も実践的なものが多く、そのため問題文や選択肢がすべて中国語で書かれています。

これらがHSKの特徴です。

中国語検定各級ごとのビジネスレベル

中国語検定の各級のレベルについて

中国語検定の公式HPには、各級のレベルについて以下のように書かれています。

(引用:中国語検定公式HP

上記を見ると、4級から中国語を使って会話可能と書かれています。

各級のレベルと中国語検定の過去問題を基に判断すると、以下のことができるくらいだと思います。

4~3級

ホテルでの受付や飲食店に来た中国語話者に対して、対応可能なレベル。

2級

会社内の業務で内容によっては、会話で支障なく中国語が扱えるレベル。

準1級

会社内外の会話を中国語で行っても問題ないレベル。

1級

通訳や翻訳として活躍するレベル。

中国語検定1級は、中国語ネイティブ話者でも合格するのが難しいと呼ばれいるほど難易度が頭1つ抜けているため、1級を持っている方は間違いなく中国語が完璧に扱える能力があります。

もちろん2級の方でも業務に支障なく中国語を扱える方がいるとは思います。

あくまで検定内容だけを参考にした個人的な意見であることを、理解してください。

中国語検定で測れる中国語能力について

中国語検定は、誰を対象として、どういった能力を問われている試験なのか。

以下にまとめました。

対象者:主に日本語を母語とする中国語学習者

試験で測れる能力;運用能力(読解能力や聴解能力)と翻訳能力

そうです。中国語検定は、まさに日本人のための中国語能力試験です。

そのため問題文も日本語で書かれており、試験も昔から中国語の字と似ている漢字を理解していることを十分に配慮した上で作られています。

また、試験では日本語から中国語へ翻訳する問題が問われるなど単なる読解能力だけではなく、翻訳能力も問われています。

級のレベルが上がるにつれて、この翻訳能力問題の比重が上がっていく仕組みになっており、HSKでは測れない能力を中国語検定では測ることができます。

どんな就職で中国語の資格が役立つのか

では、就職においてこれらの資格はどのように役に立つのでしょうか。

どのような業界に行けるか

まず、高いレベルの中国語能力を保障する検定資格を持っていた場合、その能力はどの業界でもアピール材料として活かすことができます。

なぜなら、中国語話者が最も多い中国と日本企業は以前よりも頻繁に交流しているからです。

また日本国内には、中国語ができる人材があまり多く存在していません。中国語ができることの希少価値は現在も高いです。

そのため、業界に限らず中国語の資格は就職において役に立つと思います。

中でも、特に役立つ業界を以下に上げてみました。

ホテル・宿泊等観光業界

JUNT(日本政府観光局)のデータによると、2019年に訪れた外国人観光客約3200万人います。

その観光客が必ず利用する宿泊施設やホテル、観光地等の観光業界には、語学力がある人材が求められるでしょう。

そんな中でも、2019年に訪れた中国・台湾からの観光客は約1500万人います。

日本に観光に来る観光客の約半分の割合が中国語話者のため、中国語のニーズがないわけがありません。

高度な中国語力よりかは、実践的な会話レベルの中国語力を求められるでしょう。

貿易業界

財務省貿易統計によると、2019年度の1番の貿易相手国は中国でした。

このことから単純に計算すると、輸出入する商品に関する手続きもかなりの数が必要になります。

貿易実務に関する中国語であるため、少しレベルは高いですが、中国語ができると重宝されるのではないかと思います。

IT業界

5Gに関する技術が開発されている現在。今後もIT業界は、成長していくでしょう。

中国は、携帯のQRコード決済で日常生活を過ごしているほど生活とITが近い存在にあります。

そういった技術が今後日本にくる、または日本の持つ技術を中国が買う可能性は十分にあり得るでしょう。

ITの知識を持っている人は大勢いますが、語学力がありかつITスキルがある人は、限られてきます。

専門性の高い業界ですが、中国語でも高度な内容を説明できるようになれば、かなり自分の付加価値を上げることができるでしょう。

資格ごとに活かせる企業の違い

HSKと中国語検定は、試験の内容が全く同じではありません。

そのため、測れる中国語能力にも違いが出てきます。

そのため、受ける企業ごとに評価される試験も変化します。

比較すると、以下の通りになります。

  • HSKは、中国企業等の海外で働きたい方向け
  • 中国語検定は、日本企業で中国語を使った仕事に就きたい人向け

HSKのパートでも説明した通り、HSKは中国政府が公認した全世界で効力のある試験です。

その適応範囲が広いことから、海外の現地法人等のその国で働く仕事に就きたい方には、HSKの受験がおすすめです。

中国語検定は、対象者が日本語を母語とする方に限られているため、受験者が日本人のみになり、試験として中国語力を証明する力はHSKと比べると、弱いです。

一方、日本人向けのテストでかつ日本語から中国語の翻訳能力も問われている点から、日本語を主として中国語を利用する日本の企業には、HSKよりも中国語検定で証明する中国語力の方が高く評価されるでしょう。

このように、受ける企業によってもどちらの試験をより高く評価するかは変わっていきます。

正直どちらも受験することが中国語力のより高い評価を受ける1番良い方法だと思います。

それが難しい方は、上記の内容を参考にどちらを受験するか考えてみてください。

まとめ

  • HSKは3~6級、中国語検定は1~4級がビジネスで使えるレベル
  • 試験によって、測れる中国語能力が異なる
  • 中国語は、様々な業界で必要とされている
  • 企業の種類によって、受ける試験を決める方がよい

いかがだったでしょうか。

中国語を学習した方は、どちらの試験を受ければよいのかという悩みを1度は抱えると思います。

私も様々な情報を集め、どちらの試験を受けるか決めました。

それぞれにあった試験を受けて、それぞれでしっかりと結果を残しましょう。

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